星光PMC(4963)【コスト削減・合理化と中国事業が好調で増額修正!】

星光PMC  [4963] 東証1部 時価:1108円

星光PMC(4963)は11日引け後、第2四半期業績予想の利益面での大幅な上方修正を発表した。最終利益は当初予想の55.6%アップを見込む。15年12月期第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を3,2億下回る123,3億円(前年同期比7.2%増)、営業利益は1,6億上回る4,3億円(同249.6%増)、経常利益は1,7億上回る4,7億円(同279.0%増)、純利益は1,5億円上回る4,2億円(前年同期△2億65百万円)と売上高は前回予想を下回るものの増益で、利益面においては、コスト削減・合理化に加え中国事業の収支改善もあり、当初予想を大幅に上回る見込みとなった。
尚、同日第1四半期連結業績も発表した。売上高は60,25億円(前年同期比12.9%増)、営業利益2,45億円(同73.9%増)、経常利益2,59億円(同86.3%増)、純利益2,6億円(同445.4%増)と2ケタ増収大幅増益となった。なお、通期の経常利益は従来予想の10.6億円(前期は5.2億円)を据え置いた。
同社は画期的ともいえる超軽量で高強度の『セルロースナノファイバー』を京都大学などと共に加入する新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)において開発している。NEDOでは中心的存在の同社が2016年事業化を目指すとしており、自動車軽量化などに大きい需要が見込まれる。たとえば、乗用車重量の約9%を占める樹脂部材を今回開発した「セルロースナノファイバー強化樹脂」に置き換えることで、樹脂の使用量を減らすことが可能で20キログラム程度の軽量化が可能となります。自動車では燃費向上のためポリプロピレンなどの軽量樹脂の使用が進んでいますが、強度が低いうえ熱膨張が大きく適用部位の拡大に限界があります。今後、セルロースナノファイバーは自動車、家電、包装・容器などの幅広い分野での需要が見込まれます。2016年には、同社第3の事業の柱として事業化を目指すとしており、注目しておきたい。
2015/05/12/8:40