スミダコーポレーション(6817)【米TIと共同で、電流センサー用磁気モジュールを開発!】

スミダコーポレーション  [6817] 東証1部 時価:852

スミダコーポレーション(6817)は米テキサス・インスツルメンツ(TI)と共同で、産業機器向けに電流センサー用磁気モジュールを開発し年内をめどに量産を始める。フェライト材を採用することで合金材を使用した一般的な製品と比べてコストを大幅に抑えた。TI製の専用ICと合わせて提供する。スミダは主力の車載向けに加え、TIと共同開発した付加価値品の投入により、開拓の余地がある産機向けを深耕。車載と産機事業の売上高比率を2017年12月期までに80%(14年12月期は75%)程度まで引き上げる。
磁気モジュール「SC2912」はコイルを搭載した電流センサーの構成部品。ICと組み合わせて使い、産機のインバーターユニットに搭載し交流・直流電流を高精度に検出する機能を持つ。スミダは他の部品開発で培ったフェライト材料の技術を応用。電流センサー用にICを手がけるTIの知見を生かしながら磁気モジュール専用のフェライト材を開発。電流を高精度に検出する特性を維持しながら、コストを抑えた製品を実現した。
同社が4月28日に発表した第1四半期連結売上高は215、85億円(前年同期比15.8%増)、経常利益9,11億円(同2,6倍増)、純利益6、18億円(同2.5倍)となり、営業利益で9割強の増益となった。車載関連が北米・欧州で堅調だったことに加えて、為替が円安で推移したことも寄与したという。
尚、15年12月期通期業績予想は、売上高836、3億円(前期比7.8%増)、経常利益20億円(同28,5%減)、純利益10億円(同25.7%減)の従来予想を据え置いているが、通期経常計画20億円に対する進捗率は45%に達しており、予想の29,1%も上回っていることから、押し目を注目したい。