森永製菓(2201)【「ハイチュウ」好調で米国に工場を新設、海外展開を本格化!】


森永製菓  [2201] 東証1部 時価:472円

“おいしく、たのしく、すこやかに”というビジョンのもと、チョコレートやアイスクリームなどの価値と感動のある商品・サービスを全てのお客様に”エンゼルスマイル“を届けている森永製菓(2201)に注目したい。
注目する点は、「大人の贅沢チョコボール」をはじめとした、知名度が高いが伸び悩んでいたブランドを再利用したプレミアム商品の売上が好調に推移し、更に、原料高により採算が悪化していたアイスクリームなどの値上げによる採算の改善や工場再編によるコストの削減や再編に伴って生じる工場跡地の売却による土地含み益の顕在化である。
又、「ハイチュウ」(キャンディ)の本格的な米国展開である。メジャーリーガーの田澤投手(レッドソックス)がチーム内で同製品を配布したことをきっかけに口コミが広がり、米国売上は12・12期10億円、13・12期20億円、14・12期は30億円に拡大した。従前は輸出で対応してきたが、高まる需要を受け、8月から現地での生産を開始する。米国では現状は供給不足のため、工場稼働後、早期に売上の拡大が予想され、米国事業が国内に次ぐ第2の利益の柱になることが予想される。
業績も好調で、15年3月期の連結業績は従来予想を上回り着地した。売上高は1777億円の予想に対し1779億2900万円(前期比 8.1%増)、営業利益は43億円に対し59億3900万円(同53.9%増)、純利益は28億円に対し38億600万円(同53.0%減)となった。チョコレートやアイスクリームなどの販売好調に加え、販売管理費が計画に比べ減少したことなどが寄与した。16年3月期通期業績は、売上高が1800億円(前期比1.2%増)、営業利益が62億円(同4.4%増)、純利益は45億円(同18.2%増)を見込んでいる。
2015/05/25/8:30