三菱ケミカルHD(4188)【燃料電池車向け水素供給事業を開始!】

三菱ケミカルHD  [4188] 東証1部 時価:781,9円

三菱ケミカルHD(4188)は傘下のグループ会社を連携させ、水素燃料電池車向けのガスソリューション事業を始める。日本ポリエチレンが開発した高密度ポリエチレン(HDPE)や接着樹脂、三菱レイヨンの炭素繊維を組み合わせた水素燃料用タンクを、大陽日酸(4091)が展開する移動式水素ステーションに搭載する。燃料タンクは国内外の車メーカーが開発している燃料電池車への採用も働きかけており、2015年7月から欧州の認証品の出荷を始める。三菱ケミカルでは今後需要が高まる見込みの燃料電池車分野で、タンクから水素供給までの事業を幅広く取り込んで行く方針である。
又,同社は傘下の三菱レイヨンと新菱が共同で炭素繊維リサイクルを事業化すると発表した。三菱レイヨンは、PAN系炭素繊維と石炭ピッチ系炭素繊維の両方の技術を持つ世界唯一の炭素繊維メーカーで、炭素繊維製品廃材リサイクルの技術開発を進めてきた。今後、リサイクル事業で実績のある新菱と共同で、炭素繊維リサイクルへ取り組む方針で、6月に三菱化学黒崎工場内に試験設備を新設、リサイクル技術の向上と事業化を検討するとしている。
既に業績は5月13日に決算を発表しており、15年3月期の連結経常利益は前の期比58.2%増の1630億円に伸び、16年3月期も前期比31.2%増の2140億円に拡大する見通しとなった。3期連続増収、増益になる。同時に、今期の年間配当は前期比1円増の14円に増配する方針とした。
 直近3ヵ月の実績である1-3月期の連結経常利益は前年同期比90.2%増の355億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.2%→4.2%に改善した。
株価は長期上昇波動を続けており、年初来高値を更新していますが、押し目を注目しておきたい。
2015/05/268:30