インテリジェントウェイブ(4847)【ATM,訪日外国人便利に、20年に8万台対応へ!】

インテリW  [4847] 東証JQ部 時価:489円

観光庁によると訪日外国人の16%がATMで現金をおろせないことに不便を感じている。政府は東京五輪の際に3千万人の観光客誘致を目指しており、観光庁と金融庁は金融機関にATMの海外対応を促していた。
そこで、2020年の東京五輪までに国内のATMの半分近くで、海外のキャッシュカードやクレジットカードが使えるようになる。セブン銀行が大幅に増やすほか、ローソンやファミリーマートなどのATM運営会社、3メガバンクなどが新たに整備を始め、海外対応のATMは約8万台に達する見通しだ。急増する訪日客の使い勝手を良くして利用を促す。ATMメーカーやシステム会社にも新たな需要を生みそうだ。国内に約19万台あるATMのうち、海外のクレジットカード会社や銀行が発行したカードを使って日本円を現金でおろせるのは約4万8千台。このほとんどをセブンイレブンの店舗を中心に置くセブン銀行(8410)と郵貯銀行のATMが占める。預金や外国為替などを管理する勘定系システムを海外の金融機関と相互接続するためのシステム構築費も大きい。各銀行のATMの仕様や接続済みの銀行数などによっても異なるが1行あたり数十億円規模の投資が必要になるという。
金融決済システムを手掛けるインテリジェントウェイブ(4847)は、主要な事業領域であるクレジット業界において、システムの更新や置換えに係る投資の他、決済手段の多様化や外国からの観光客の増加によって、海外カードに対応させるためのシステム開発で業績を伸ばしている。
特に、クレジットカードの使用認証や銀行ATMのネットワーク接続を担うパッケージソフトウェアやクレジットカードの不正使用を検知するACEPlus(エースプラス)が伸びている他、国内のATMで海外キャッシュカードを発行・利用するためのシステム開発や、証券会社向けのネットワークの品質やパフォーマンスを管理するシステムツールの販売、更に情報セキュリティ対策業務においても、海外の有力製品の取扱が増えており業績を順調に伸ばしていることから、押し目は注目したい。
2015/05/27/8:00