象印マホービン(7965)【中国人観光客急増の函館で小型魔法瓶爆買い!】

象印マホービン  [7965] 東証2部 時価:1,848円

中国人旅行客らが急増する函館で、ステンレス製の小型魔法瓶が飛ぶように売れている。市内の小売店や免税店では、10個単位でまとめ買いするツアー客の姿も目立ち、常に品薄の状態だ。すっかり定着した中国人らの「爆買い」だ。
5月下旬、函館ベイエリアの金森赤レンガ倉庫内にオープンした家電量販店ラオックス(8202)。商品を手にしたのは、ほぼ全員中国人観光客だ。北京からツアーで来た50代男性は「帰ったらお土産に配る」と嬉しそうに話し、一度に10本を買い物かごに放り込で、陳列棚に整然と並んだ魔法瓶が、次々と消えていった。函館空港の免税店でも、魔法瓶の人気は高い。中国人観光客が大挙して訪れた「春節」後の3月には在庫切れの状態が1週間ほど続いたという。「有名メーカー製で、かつ500ミリリットル程度の円筒形タイプが売れている」と。象印マホービン(7965)やタイガー魔法瓶(非上場)の製品は常に品薄だ。
業界団体の全国魔法瓶工業組合(大阪)によると、魔法瓶人気は全国的な傾向で、中国人向け観光ビザの発給要件が緩和された2010年ごろから徐々に上昇。昨年の売上本数は過去最多の約1900万本に達し、今年は昨年を上回るペースで売れているという。中国で魔法瓶を置いているのは基本的に百貨店で、価格も日本の2〜3倍」といい、円安人民元高による値ごろ感も人気の追い風になっているようだ。中国人旅行客の間で魔法瓶は電気炊飯器、温水洗浄便座と並ぶ日本土産の“スリートップ”。
象印マホービンはタイの2つの工場でマホービンを生産しており、現在年間1100万本生産しているが、品薄状態の解消に向けて工場拡張しており、15年12月に年間1500万本(36%増)生産する予定です。将来的には、年間2000万本も視野にいれて、より高品質な製品を供給する方針です。
このようには円安に伴う海外生産品の原価高や販促費増を吸収し、今期も最高純益を確保することが予想され、株価も再度、上昇気流に乗って行くことでしょう。
2015/06/15/8:15