松屋(8237)【6月売上高、銀座店が牽引して前年同月比26.8%増!】


松屋  [8237] 東証1部 時価:2477円

松屋(8237)が6月の売上高速報を発表した。前年同月比26.8%増と好調で、このうち銀座店が29.8%増、浅草店が0.1%増だった。主力の銀座店では、免税売り上げが、インターナショナルブランド、化粧品、時計を中心に大幅な伸びを続けており、収益押し上げ要因となっている。
同店は訪日外国人客対応で新戦略を展開している。「はとバス」と組んで中国人旅行者向けのツアーに松屋での買い物時間を組み込むほか、既設のウェブサイトをリニューアルして海外で閲覧、商品を予約できるようにし、日本に訪れた際に即座に商品を受け取れるようにする。いわゆるウェブルーミングで買い物の利便性を向上させるねらいだ。
「はとバス」のツアーは中国現地で旅行を予約する中国人が対象。都内の観光名所ととともに、松屋銀座店での買い物時間を組み込み、立ち寄ってもらう。都内の観光名所や新宿などを回り、食事をして同店での買い物をする内容になる見込みだ。
 また松屋では「tabモール」というスマートフォン向けサイトを展開しているが、これをインバウンド向けにも展開する。同モールは店頭の商品のほか、店頭にない商品も掲載して取り寄せる仕組み。取り寄せた商品は試着もでき買い物時間がとれない顧客などにも対応している。この仕組みを訪日外国人客向けに実施。まず中国人を対象にするとみられるが、日本へ出発する前にサイトを閲覧、商品の購入予約をしてもらい、松屋銀座店や浅草店で商品を受け取ったり試着して購入してもらったりする見通しだ。特に、1〜6月は円安で訪日中国人観光客が急増して、中国の銀行・クレジットカード「銀聯カード」の日本国内での買物利用が急増しており、前年同期の3倍にも増えていることも同店の売り上げに寄与している。
松屋銀座本店の免税品売上高比率は2割に達する勢いで、アジア人従業員採用を急いでいる。
2015/07/03/8:10