極楽湯(2340)【中国事業が本格拡大と、インバウンド効果で好業績が見込まれる!】


極楽湯  [2340] 東証JQ部 時価:568円

極楽湯(2340)は大型温浴施設(スーパー銭湯)専業メーカーで、「極楽湯」ブランドの直営店とFC加盟店を全国に展開している。
業績は好調で、前3月期は2期ぶりに黒字回復し、今期は大幅増益の見通しである。15年3月期の連結経常利益は前の期比5.2倍の2億円に伸びた。国内では、来店客が伸び悩み、水道費や光熱費が利益面を圧迫したが、中国事業が伸びて、初の黒字化を達成した。同社店舗のある上海で「極楽湯」ブランドが浸透し、来店客数の増加がつづいている。今年2月には同じく上海に海外2号店「極楽湯金沙江温泉館」を出店しており、今期は年間を通じての収益貢献がみ見込まれる。
中国事業の更なる拡大から、今期は売上高137億円(前期比13,7%増)、営業利益3,2億円(同71,2%増)と大幅な増益を見込み、3期連続増収になる。
直近3ヵ月の実績である1-3月期の連結経常利益は前年同期比2.3倍の4.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.1%→11.2%に急改善した。
今後はこれまで手掛けてこなかった都市部への出店を計画し、他業態とのコラボレーションによる業態開発に取り組む。中国事業も出店加速方針で、早期に3号店の開業を狙っていることから、業績拡大期待から、株価も見直される可能性が高い。
又、「米大手投資ファンドのベインキャピタルは『お台場大江戸温泉物語』など全国29カ所で温泉旅館や温浴施設を運営する大江戸温泉ホールディングスを買収する」と報じられており、スーパー銭湯を展開する同社にも思惑買いが入る可能性がある。訪日外国人観光客が増え、ビジネスホテルの予約が取れない状況のなか、温泉旅館への需要が急拡大してきており、インバウンド消費関連として評価できる。
2015/07/03/8:30