3Dマトリックス(7777)【新規siRNA核酸製剤「TDM-812」の医師主導治験を開始!】

3Dマトリックス  [7777] 東証JQ部 時価:1,554円

3Dマトリックス(7777)は、国立がん研究センター、同研究所と共同開発した新規siRNA核酸製剤「TDM-812(RPN2siRNA/A6K複合体)」が、国立がん研究センター中央病院による第I相医師主導治験において被験者へ投与されたと発表しております。
本治験は、治療抵抗性の乳がんで体表から触知できる局所腫瘤(かたまり)を有する患者を対象とし、世界で初めて人へ投与する医師主導治験として実施されるものという。
治療抵抗性の局所進行・再発乳がんでは、乳房の原発巣および周囲のリンパ節などにおいて病巣が皮膚に進展すると巨大な腫瘤を形成したり、皮膚潰瘍(皮膚の一部欠損)が生じることがあります。それにより局所の疼痛・出血・悪臭・浸出液などを生じ、患者さんの生活の質(QOL)が損なわれることが少なくありません。既存治療で対応が困難な局所病変を制御することで、患者さんのQOLを改善できる新規治療の開発が求められています。
TDM-812は同社基盤技術の一つである界面活性剤ペプチドを用い、RPN2siRNAと複合体を形成するもので、薬剤送達の課題を解決に導く可能性を期待されております。
既に、東京農工大学動物医療センター(教授:伊藤博)と共同で、大型動物の治療を目的として有効性を確認しており、また、RPN2遺伝子は正常組織ではほとんど発現しないことから、がん細胞に選択性の高い治療となることが期待されています。
核酸医薬は、異常な遺伝子の働きに対しそれを抑制するように作用するため副作用も少なく、病気の原因を根本的に治療することが期待できる新しい医薬品です。本医師主導治験により、世界初の核酸医薬による乳がん治療薬の承認が期待されております。
2015/07/17/8:30