東京一番フーズ(3067)【「養殖フグ」や「冷凍のブリ、マグロ」を輸出産業に転換へ!】


東京一番フーズ  [3067] 東証1部 時価:1,093円

中国でも数少ないフグ専門店が北京に日本食レストランがある。中国でのフグ食は原則禁止であったが、去年から条件付きで容認され、人気沸騰中である。この店を出したのは、日本向けのフグを生産してきた、中国の水産業者の天正集団(中国フグ扱い最大手)です。   中国・大連にはふぐの養殖所があり、トラフグ15万匹が養殖されている。中国から日本に輸出するおよそ6割を生産している会社であるが、担当者はここ2年間日本への輸出量は減少傾向が激しいと語った。最大の理由は円安で、日本向けの価格は下落し、中国での価格を下回るようになった。輸出量は、900トンだった6年前に比べて半分に減った。この業者が活路を見出したが、日本よりも高値で売れる中国市場である。さらに、日本からの輸入も始め、円安により日本産のモノが中国でも輸入しやすくなった。
 天正集団の孟雪松会長は今後の戦略について、「フグの日本への輸出と国内販売の数量のバランスを取らなければならない」と語った。さらに、「中国でさらに需要が大きくなればフグを日本から輸入して販売することになるだろう」と語った。更に、新たな事業として、日本から冷凍のブリやマフロを輸入し、中国国内で販売する新たなマーケットづくりを計画しているとしています。
東京一番フーズ(3067)は東京(首都圏)中心に49店舗の「とらふぐ亭」を運営する一方、長崎県に100%子会社の長崎ファームが「平戸養殖場」で、とらふぐの養殖からクロマグロやヒラマサの養殖を行っている、「国産とらふぐ」取扱高トップシェアの総合水産ベンチャーであります。同社の強みは「産地直送」によりトレーサビリティの徹底された安心・安全な高級食材を提供できることにあります。又、東京塩浜に自社の加工場をもっていることから、加工ふぐの拡販体制が出来上がっています。
今後、同社の成長戦略は主力のふぐ業態を拡大しながら養殖ビジネスへと展開することです。更に、平戸養殖場では、外食産業初の本マグロ「平戸本まぐろ極海一番」を開始し、今期から本格化しております。又、養殖分野の権威である、近畿大学の有路昌彦氏が代表を務める水産ベンチャー「食縁」は、長崎ファームが筆頭株主となり、「近大生まれのブリ」を輸出するために「長崎平戸養殖場」で養殖開始し、2016年7月には「夏ブリ」の輸出開始する予定であります。
この様に、「外食」と、「養殖ふぐ、ぶり、マグロ、」の輸出を収益の2本柱にあげて規模の拡大を加速させていく方針であります。
2015/07/31/8:30