アウトソーシング(2427)【4-6月期は増益率が急拡大、従来計画を大幅上振れで着地!】


アウトソーシング  [2427] 東証1部 時価:2,609円

アウトソーシング(2427)の2015年12月期第2四半期の決算は、売上高は前年同期比28.3%増の360.22億円、営業利益は同31.5%増の9.37億円、四半期純利益は同30.3%増の4.88億円となった。営業利益は従来計画の8.30億円を大きく上回る着地となっている。技術系アウトソーシング事業が大幅増収増益となり、全体業績を押し上げた。製造業向けが輸送機器分野を中心に拡大したほか、中期経営計画の重点分野であるIT分野や建設分野での拡大戦略も順調に進捗している。
2015年12月期通期業績は、売上高が740.00億円で前期比24.5%増、営業利益が31.00億円で同54.2%増、当期純利益が16.20億円で同23.1%増と予想している。
四半期毎の営業利益は、1-3月期が3.14億円、前年同期比1.8%増益に対して、4-6月期は6.22億円で同54.2%と増益率が急拡大している。第2四半期業績の上振れ着地、足元の増益ペースの高まりからみて、通期計画の上方修正の可能性が一段と高くなってきた。
同社は、生産アウトソーシング事業を主力としているが、重点戦略の一環としてIT事業と海外事業の拡大に取組んでいる。IT戦略の推進役として子会社の株式会社アウトソーシングテクノロジーを主軸に、国内において積極的な採用投資やM&A戦略を推進し、ITセグメントを伸長させてきた。海外展開においても、アジアオフショア市場の衰退等トレンド変化を踏まえて、他地域への本格進出を目指してきた。
そこで同社は6日、オーストラリアで人材サービス事業を展開する(BLUEFIN)」の持株会社であるBLUEFIN GROUP)の発行済株式の100%を取得し、子会社化することを発表した。今回の株式取得により、先進国であるオーストラリアのIT市場への進出を果たすことになり、IT事業のグローバル化をさらに推進していく。ビジネスの親和性が高いシンガポールなどの近隣諸国や英国などとのシナジー発揮も見込んでおり、今後のグローバル化の大きな足掛かりになるものと期待される。
更に、来期以降は労働者派遣法改正により製造派遣は正社員であれば期間制限が3年から無制限になる等、人材サービス市場の活性化もフォローの風となり、ノウハウで先行する同社にとって業績の拡大が期待できます。
2015/08/17/ 7:30