関東電化(4047)【半導体・液晶用特殊ガス類が計画上回り16年3月期業績予想を上方修正!】

関東電化  [4047] 東証1部 時価:1,006円

関電化 (4047)は精密化学品が収益の柱で、リチウム2次電池用電解質(六フッ化リン酸リチウム)と、半導体・液晶製造用特殊ガス(特に三フッカ水素)が2本柱である。電解質は市場シェアが約30%で、洗浄ガスもシェアが約25%を占めている。精密化学品事業売上の約2割は韓国サムスン電子向けと推測される。
同社は8月11日に決算を発表し、16年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比2.9倍の18.8億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の61.5億円→80億円(前期は48.9億円)に30.1%上方修正し、増益率が25.7%増→63.5%増に拡大し、9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことを受けて、年初来高値更新となってきました
 半導体の微細化や立体構造化による工程数の増加が液晶用特殊ガス類の需給改善、販売数量増や、価格修正につながり、加えて電池材料の六フッ化リン酸リチウムなども販売数量が増加したことや、精密化学品事業が好調に推移したことが要因という。 
直近3ヵ月の実績である4-6月期の売上営業利益率は前年同期の7.0%→17.3%に急改善していることもあり、岩井コスモ証券では、株価は2006年に付けた1,095円を大幅に上回り、2000年代に入ってからの高値を更新する上値追いの展開になると予想し、目標株価を1,440円としていることから、押し目を注目しておきたい。
2015/08/17/ 7:40