ダブル・スコープ(6619)【上期経常が10倍増益で着地・4-6月期も3.8倍増益!】


ダブル・スコープ  [6619] 東証M部 時価:1,882円

ダブル・スコープ(6619)がリチウムイオンニ次電池用セパレータは全世界でもごくわずかな企業だけが生産できる非常に難しく複雑な工程を要する製品であります。
同社の15年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比10倍の7.3億円に急拡大し、通期計画の15億円に対する進捗率は前年同期の10.4%を上回る48.7%に達した。会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当研究所が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比23.4%増の7.6億円に伸びる見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の5.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の12.0%→24.3%に急上昇した。
同社は6月5日に、米国A123社と、「リチウムイオンバッテリー用セパレータ」の供給契約を、今年1月〜17年12月の契約(総額2千万ドル)を、15年7月〜18年12月(総額3千万ドル)に延長すると発表しており、A123社によると、今後3年間リチウムイオンバッテリーを50%ずつ増産していく計画に伴い、そのためにセパレータの調達を担保する契約延長であります。
そこで、今年で創立10周年を迎え、2017年12月期までの中期計画「Vision 2017」を策定しており,
2017年12月期計画では、売上高130億円以上、営業利益率18%以上、ROE11%以上を目指し、その為の設備投資総額を80億円以上、研究開発費10億円以上を想定しております。
A123社は、欧米での事業展開が中心であり、米国の事業好調に加え、今後、中国は排気ガス問題でEV車が増加する見通しであり、中国事業の拡大が見込める状況になってきたことから、新しい供給契約の3千万ドルが増額される可能性が出ていることから、押し目は注目しておきたい。
2015/08/28/8:20