ニッピ(7932)【免疫生物研究所とラミニン511−E8を独占販売契約を協議!】

ニッピ(7932)  [7932] 東証JQ部 時価:800円


免疫生物研究所(4570)が遺伝子組換えカイコによるヒトラミニン511-E8フラグメント(ラミニン511-E8)の生産に成功し、iPS細胞等の培養足場材として有効であるラミニン511-E8を安価に製造する方法を確立したと発表している。また、ラミニン511-E8の独占的販売権を有するニッピ(7932)による研究用試薬の販売へ向け、同社と売買取引契約締結等の協議を開始したという。
ラミニン511−E8は、大阪大学および京都大学が、iPS細胞やES細胞などの多能性幹細胞の培養足場材として極めて有効であることを見出している物質。ニッピは、両大学からラミニン511−E8の独占的な製造・販売権を得て、チャイニーズハムスター卵巣細胞(CHO細胞)を用いて製造したラミニン511−E8(iMatrix−511)を販売している。
 一方、免疫生物研究所は、遺伝子組み換えカイコによる各種有用タンパク質の生産技術を開発していたが、遺伝子組み換えカイコの生産系は、特に、複数のサブユニットから構成される高分子量のタンパク質生産に適していることが判明している。ラミニン511−E8も、3種類のサブユニットから構成される比較的高分子量のタンパク質であるため、カイコでの発現を試みたところ、非常に効率良く生産できることが分かったとしている。
株価はPER10,4倍、PBRは0,5倍と非常に割安に放置されていることから注目したい。
2015/08/31/10:30