中村超硬(6166)【ダイヤモンドワイヤが太陽電池向けに好調!】

中村超硬  [6166] 東証M部 時価:2,251円

中村超硬(6166)は、太陽電池用シリコンなど高機能電子材料のウエハ化へのスライス加工に用いられるダイヤモンドワイヤの製造販売事業と共に、同ワイヤを用いたスライス加工受託事業を展開し、工具と加工の両技術の持続的改善というシナジー効果をもたらす独特な事業モデルを誇っており、更に、スライス加工受託事業においては、住江織物株式会社との合弁事業化により、より一層のグローバル市場での成長を目指した事業を展開しております。また、特殊材料への微細溝加工(マイクロチャネル)の技術開発に端を発したマイクロリアクターシステムの開発は、大阪府立大学発ベンチャーとの産学連携事業開始により、同社の化学産業分野への新規事業参入へと繋が、化学品製造プロセスにおいて従来のバッチ型生産方式の課題解決を可能とする、連続フロー型生産方式への転換という時流をとらえた成長を実現するものと期待されております。
同社は主力製品である、ダイヤモンドワイヤの需要急増に対応するために、新工場を建設し、ダイヤモンドワイヤ製造設備を増設すると発表しました。ダイヤモンドワイヤの月間生産能力を現状から約40%拡大し、需要増に対応することになります。
同社の、ダイヤモンドワイヤの販売先の多くは中国のウエハーメーカーであることから、中国経済の減速懸念が気がかりでありますが、自然エネルギーを利用する太陽電池の世界的需要は変わらず拡大傾向にあることや、同社の得意とするスライス加工における固定砥粒方式の優位性は揺るぎないことから、ダイヤモンドワイヤの需要は当面拡大基調が続くものと考えられ、業績拡大に結びつくことでしょう。

2015/09/14/8:45