土木管理研究所(6171)【リニア中央新幹線工事始まる!】

土木管理研究所  [6171] 東証2部 時価:1,512円

土木管理研究所(6171)は8月26日に東証2部に新規上場したばかりですが、土質・地質調査の試験所を持ち、ボーリングからその土質・地質調査、盛土といった後処理や、完成後のコンクリートの非破壊調査など、土木工事全般を陰で支えるワンストップサービスを提供している独特な企業です。
特に土質・地質調査において、本社がある長野県の試験所の規模は日本でも最大級であることが強みと言えます。
公共工事に関わる土木工事が多いわけですが、同社の場合は直接官公庁から受注をするのではなく、大手ゼネコンなどからの受注を主にしており、公共工事を直接受注するのに比べて業績の安定性が高い点、そして先述のようにワンストップサービスを行える国内唯一の企業である点が強みです。
リニア関連の工事においても、今回大成建設や銭高組が受注しましたが、大手ゼネコン各社と万遍なく取引がある同社は、リニアにおける土質・地質調査を中心に多くの調査・工事の受注を獲得できると考えられます。
特に今回受注を獲得したとして大成建設や銭高組などが取り上げられてはいますが、同社は大手ゼネコンと広く取引があるため、JR東海から受注した企業名に関わらず、リニア関連の受注を常に獲得できる可能性がある点も非常に注目に値します。
また、東北新幹線の延伸、東京オリンピックに向けても勿論受注の獲得に期待できます。
更に、来年2月に完成する山口県の試験所は、長野県の試験所と同等の規模で、初の西日本進出で、来期以降の業績向上にも大きく弾みがつき、2〜3年内に長野県と同等の稼働率まで引き上げることで、現状の売上高をさらに伸ばしていくと考えられます。
同社の行う事業の国内シェアというのは非常に小さいようで、土質・地質調査だけを行う企業、ボーリング調査だけを行う企業などが中小様々あるためのようですが、ワンストップでのサービスを行える点、また規模の大きい調査が可能な点という競争力が今後いかんなく発揮される時期が到来する、期待できる売上高規模は無限に広がる可能性もあると思います。さらに5年をメドにアジアへの進出を企図している点も将来的には注目できるでしょう。
2015/09/16/8:30