小野薬品(4528)【FDA、腎がんの画期的治療薬に「オポジーポ」を指定!】


小野薬品  [4528] 東証1部 時価:15,170円

米ブリストル・マイヤーズスクイブは、がん免疫薬「オプジーボ」がFDA(米食品医薬品局)から、腎細胞がんでブレークスルーセラピー(画期的治療薬)の指定を受けたと発表した。「オプジーボ」は小野薬品工業(4528)と共同開発した治療薬で、同局の指定を受けたことで米国での早期承認が見込まれます。 
「オプジーボ」は世界の免疫学研究を長年リードしてきた京都大学の本庶佑氏(現・客員教授、静岡県公立大学法人理事長)が発見したPD―1という分子を使って、がん細胞が持つ特殊な免疫抑制の働きを解除し、体内の強力な免疫細胞を使ってがん細胞を攻撃させるなど、従来の抗がん剤と比べ、(1)がん種を問わない、(2)副作用が少ない、(3)末期でも効き始めたらずっと効き、再投与もできる、という大きな特徴がある。特定のがん種の増殖にかかわる分子をピンポイントで狙う分子標的薬とは逆で、免疫チェックポイント阻害薬は幅広いがんの治療薬となる。
米国では2014年に難治性がんの悪性黒色腫、15年に肺がんで承認を取得した。
今回、腎臓がんの臨床試験(治験)で他の治療法と比べ優れた効果が判明し、早期に治験を終えた経緯がある。「オプジーボ」はリンパ腫や肺がんでもブレークスルーセラピーの指定を受けており、今回の指定は4つ目であります。
本庶氏は、「今の抗がん剤は、やがてほとんど使われなくなり、すべて PD-1抗体で治療することになるだろう」と予測しています。
2015/09/18/ 7:30