テルモ(4543)【世界初の心不全治療向け再生医療製品−「ハートシート」が厚労省から製販承認!】


テルモ  [4543] 東証1部 時価:3175円

テルモ(4543)が24日、世界初となる心不全治療向け再生医療製品「ハートシート」が、18日に厚生労働省から製造販売承認されたことを受け会見した。新宅祐太郎社長は、同製品を年間売上高10億―20億円のビジネスにする目標を掲げた。
「ハートシート」は、同社が大阪大学と共同で開発した骨格筋芽細胞シート製品。昨年11月に導入された、再生医療製品を早期に承認する制度の初の適用製品となる
 心臓がポンプの役割を十分に果たさなくなる心不全の患者に対し、患者自身の大腿部などから骨格筋を取り、そこに含まれている骨格筋芽細胞を培養増殖する。最後は医療機関で直径約4センチメートルの円形のシートにされ、5枚を患者の心臓に付けて心臓の機能を再生させる。改正薬事法(医薬品医療機器等法)で新設された「条件及び期限付承認」により、5年間の仮承認が与えられた。
新宅社長は「これはあくまで再生医療の突破口。意味のある突破口だ。これを機に大量生産し、より多くの患者に使ってもらえる再生医療にしたい。」と将来は、患者以外の細胞からシートを作り凍結保存する。との見通しを述べている。
更に、同社は業績修正を発表。16年3月期の連結経常利益を従来予想の670億円→730億円(前期は707億円)に9.0%上方修正し、一転して3.2%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の295億円→355億円(前年同期は340億円)に20.3%上方修正し、一転して4.3%増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
修正の理由は、海外のカテーテル事業およびニューロバスキュラー(脳血管)事業の売上が好調に推移したこと等の要因であり、又、東京都渋谷区の土地売却による44億円の固定資産売却益が発生したためとしております。
2015/09/25 8:00