ACCESS(4813)【小売・飲食業向けビーコンは開発、スマホに情報配信!】

ACCESS  [4813] 東証M部 時価:675円

ACCESS(4813)は小売店や飲食店が店舗周辺の消費者のスマートフォンに自動で情報を配信できる近距離無線端末「ビーコン」を開発した。米グーグルの最新閲覧ソフト(ブラウザー)を搭載したスマホに対応し、店側は専用のアプリなどを用意しなくて済む。不特定多数の人に効果的に販促ができるサービスとして普及を目指す。
 無線端末「ボタンビーコン」の販売を月内に始める。グーグルの無線通信技術「Eddystone(エディストン)」を搭載した。
 グーグルが7月に無償配布を始めたブラウザー「クローム」最新版の機能を活用。クロームを起動した消費者が店の近くを通ると、スマホの画面にURLと情報の内容が表示される。URLにアクセスすると、クーポンなどを入手できる仕組みだ。クロームのダウンロード件数はアンドロイド版だけで10億を超えるとみられ、初期設定で導入しているスマホも多い。
 配信距離は15センチ〜50メートルまで調整できる。小売店や飲食店は割引クーポンやセール情報、店までの道順表示など様々な情報を送ることが可能だ。同社はクラウドを通じた情報配信のシステム構築まで代行する。
 ビーコンを使った情報配信は従来、消費者に店ごとの専用アプリをダウンロードしてもらう必要があった。小売店などはアプリを開発する期間やコストを削減できるほか、不特定多数に情報を届けられる。消費者が不快にならないように、店の入り口付近にいる人に対象を絞るなど配信方法を含めて提案する。
 調査会社のシード・プランニング(東京・文京)によると、スマホを使ってネットと実店舗を連携させる「O2O(オンライン・ツー・オフライン)」の市場規模は2020年に12年比9倍の約2360億円に拡大する見込み。
同社は18年度までにビーコン関連事業で売上高20億円を目指すとしており、注目したい。
2015/10/02/8:25