ゴールドウィン(8111)【人工のクモ糸を衣料に、スピイバーと製作!】

ゴールドウィン  [8111] 東証1部 時価:4,985円

ゴールドウイン(8111)は8日、人工のクモ糸繊維で製作したウエア「ムーン パーカ」の試作品を公開しました。繊維を開発した、スパイバー株式会社(山形県鶴岡市:代表取締役 関山秀和)と共同製作した。
スパイバーは慶應義塾大学先端生命科学研究所]でクモの糸を研究していた関山和秀が、強靱かつ柔軟な「蜘蛛の糸」を現代技術によって製品化・量産化をすることを目的に設立したベンチャー企業である。
 スパイバーの繊維「クモノス」は高張力鋼の260倍、炭素繊維の15倍、アラミド繊維の6倍の強度を持ち、ナイロン以上の伸縮性も備えており、クモ糸は人工的に作れないと言われていたが、微生物のたんぱく質を原料として、世界初の実用化に成功し人工のクモ糸であります。
新素材「クモの糸」は飛行機や自動車、建築資材、電子機器、医療用生体適合材料など、様々な分野での利用が見込まれ、市場規模は、数千億円〜1兆円と推測されます
ゴールドウインとスパイバーは9月に資本業務提携し、30億円を出資しました。
人工のクモ糸は自然由来のため低エネルギーで精製でき、温暖化ガスの排出量も比較的少ない。「最小限のエネルギー・物質で最大限の効果を引き出す」が原点のゴールドウインのブランド、ザ・ノース・フェースと価値観が合致しているという。
 「ムーン パーカ」はザ・ノース・フェースの既製品のパーカをベースに開発した。詳細な機能は明らかにしていない。試作品はすべて人工クモ糸で製作したが、店頭販売する製品は人工クモ糸と従来繊維との合成になるという。耐久性と伸縮性に優れており、2016年の販売を目指す。
ゴールドウインの西田明男社長は記者会見で「人工クモ糸を素材として使いこなせれば画期的」と話した。スパイバーの関山和秀社長は「試作品の製作過程で見つかった課題を解決し、店頭販売に向けて全力で取り組みたい」と強調した。
2015/10/09/ 7:55