ホクリョウ(1384)【北海道への訪日旅客増加で恩恵を享受!】

ホクリョウ  [1384] 東証2部 時価:870円

ホクリョウ(1384)は北海道に地盤を置き、鶏卵の生産・販売を行う鶏卵事業と、ブロイラー、豚肉、牛肉などの畜肉及びハムソーセージなどの肉加工品を中心に、卵加工品、食用油、各種冷凍食品などの業務向け販売を行う食品事業を展開しており、北海道内の飼養羽数ではシェア5割を占めトップとなっています。
同社の鶏卵事業においては、生産から販売まで自社内で一貫して行っている点に特徴があり、又、道内直接販売率は96〜97%で、2,500店超の取引先に工場から6時間以内を目途に届けています。直接取引を行うことによって消費者サイドのニーズを素早く生産に反映させています。生産においては、雛の専門育成農場を設置していることも特徴です。鶏舎は舎内換気、温度管理、給餌、採卵、フンの処理などを全自動で管理しており、快適な飼養環境を維持することによって、1年中安定した環境の中で安全で清浄な卵を産むとともにコストダウンにも大きく寄与しています。
又、医技術チームを持っており、322坪10室の最新式の試験鶏舎であらゆる安全性の確認を行っています。同社の安全性を高く評価したマヨネーズのキユーピータマゴ株式会社が原卵一手納入を提携し、同社の札幌農場内に割卵工場が建設されています。
同社は9月17日に業績修正を発表。15年8月期の連結経常利益を従来予想の8.9億円→10.7億円(前の期は4.1億円)に19.6%上方修正し、増益率が2.2倍→2.6倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当研究所が試算した下期の連結経常利益も従来予想の4.1億円→5.8億円に42.5%増額した。
通期業績は、売上高が前期比17.8 %増の155,9億円、経常利益が同147.3%増の8,95億円と増収・大幅増益を見込んでいます。また、上方修正に合わせて増配も発表、期末配当を従来予想の10円から12円に引き上げました。
なお8月初旬に、北海道内ホテルの8月の予約状況が前年を上回って推移していると報じられています。8月は1年間で最も来道者が多い月ですが、今年はアジアを中心とした外国人観光客の急増が追い風となっているようです。同社製品は北海道内のスーパーのほか、ホテル、レストラン、パン・ケーキなど業務用にも幅広く利用されており、その恩恵を享受できるものとみられ,本日の決算発表が期待出来ます。
2015/10/14/8:20