積水ハウス(1928)【軟弱地盤補強工法「シャークパイル工法」を完成!】


積水ハウス  [1928] 東証1部 時価:1,941円

積水ハウス(1928)は、高耐力と低コスト化を実現する軟弱地盤補強工法「シャークパイル工法」を完成した。自社従来工法に比べ、鋼管杭1本当たりの支持力を高めるとともに工事費を2割以上抑えた。成長分野の4階建てや大規模建築にも対応。今月から全面展開し、年間2000棟程度の施工を予定する。
鋼管の地中先端部に差し込む円形の翼形状を工夫し翼の径を拡幅できるようにして、翼面積を大きくとった。これにより、同じ径の鋼管杭で1本当たりの支持力を従来工法より1・5―2倍高めた。鋼管杭の支持力を高めたことで、必要な杭の数は平均3割程度減らせる。従来使っていた重機で施工できるようにも配慮。これにより補強工事の部材や工数を削減し、コストダウンにつなげた。
 積水ハウスは大開口部をとる大型住宅や4階建てなどの提案に力を入れている。従来工法では、こうした物件の地盤補強はカバーできなかった。今回、鋼管杭径のラインアップを拡充して国土交通大臣認定を取得。同社施工の全物件に対応できるようにした。
更に、同社は今後、海外での大規模開発に動きだしており、最近では2020年度までに2400億円を投じてオーストラリアで地元企業と組んで合計27万平方メートルの敷地を開発し、6200戸の住宅を18年度以降に売り出す計画をしていることから、中期的に業容拡大が期待されることから、押し目を注目してみたい。
2015/10/20/ 7:30