日本触媒(4114)【医薬品事業に本格参入、バイオVBと提携!】


日本触媒  [4114] 東証1部 時価:8,840円

日本触媒(411$)はバイオベンチャーの糖鎖工学研究所(京都市)と資本提携し、先端巨大症の治療薬を共同開発すると発表しました。日本触媒が医薬品事業に本格参入するのは初めて。
糖鎖工学研究所の第三者割当増資を引き受け、株式の9・59%を取得する。出資額は非公表。両社の知見を持ち寄り早期の製品化を目指す。増資の払込日は10月23日。
 同社は3億円を投じ、16年9月に吹田地区研究所(大阪府吹田市)に新薬開発の研究施設を新設する。共同開発するのは既存薬に糖鎖と呼ばれる化学物質を付加した「糖鎖修飾ソマトスタチンアナログ」。既存薬に比べ体内での滞留性や安全性が高いとされる。16年4月までに治験にこぎ着けたい考えだ。
 同社は12年に健康・医療事業準備室を立ち上げ、ペプチド医薬分野での開発を目指して市場調査を進めていた。糖鎖工学研究所は大塚化学から2013年に独立したベンチャーで、糖鎖の加工や分析に強みを持つ。日本触媒の持つ生産技術と合わせて新薬を開発できれば売上高500億円以上の事業になるとみている。
更に同社の2015年4〜9月期の連結営業利益が、従来予想は27%増の130億円だったが、紙おむつに使われる主力の高吸水性樹脂(SAP)の原料となるナフサの価格が想定より平均4%ほど下落し、採算が改善したということで、前年同期比56%増の160億円前後になるもようだと報じられました。
11月5日に予定されている4〜9月期の決算発表が期待でき、押し目を注目しておきたい。
2015/10/20/8:20