USEN(4842)【訪日外国人客専用カプセルホテルを開業!】


USEN  [4842] 東証JQ部 時価:312円

USEN(4842)は2016年春に訪日外国人専用のカプセルホテルを開業する。東京・渋谷に持つビルを改装。日本食レストランのほか、日本酒や特産品を扱う土産店を併設する。専用の有線放送を流したり、無料の公衆無線LANスポットを設けたりして訪日客の需要に応える。フランチャイズチェーン(FC)方式による全国展開も検討する。
 USENが開くカプセルホテルの1号店は1人あたりの就寝スペースを広くして高級感を打ち出す。宿泊価格などは今後詰めるが、1泊7千円前後と一般的なカプセルホテルよりは高めの設定になりそうだ。音楽放送大手のUSENが宿泊施設を運営するのは初めて。10月中に日本好きの外国人が観光スポットを紹介する動画サイトを立ち上げ、訪日客の需要を取り込む。
又、同社は、ヤマハ(7951)と全国の店内放送に「おもてなしガイド」を簡単導入できる機能開発と普及に向けた共同検討を開始することにした。今回の取り組みは、ヤマハが開発した音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」と、USENのチェーン店向け専用放送とコメント放送サービスを共同で展開するもの。これにより、USENの店内放送導入店舗が簡単に「おもてなしガイド」に対応したアナウンスを放送することを可能にし、日本語のわからない訪日外国人観光客などが安心してショッピングや旅行を楽しめるようになる。
更に日本政府は国家戦略特区で訪日外国人の利便性向上につながる規制改革に取り組む。安倍晋三首相が20日の特区諮問会議で外国人観光客の拡大に向けた改革の具体化を指示した。一般の住宅に観光客を泊める「民泊」を拡大し、自家用車で有償運送する「ライドシェア」を解禁する。アベノミクスの目標に掲げた国内総生産(GDP)600兆円に向けて外需の取り込みを強化する狙いだ。民泊を拡大するのは、訪日客の増加につれて都心の宿泊施設不足が深刻化しているためだ。特区内で民泊を認める要件を緩和。同じ住宅に最低7〜10日滞在する客に限定している日数要件を短縮する方向で検討する。日数要件を短くすれば、日本人の国内旅行などに活用されるケースも増え、消費喚起につながるとみている。
2015/10/21/ 7:30