日本調剤(3341)【今期経常を28%上方修正・最高益予想を上乗せ!】

日本調剤  [3341] 東証1部 時価:4,800円

日本調剤(3341)は調剤薬局の国内トップクラス企業で、調剤薬局事業の売上高では第2位を誇る。自社グループで後発医薬品(ジェネリック医薬品)の製造も行っており、メーカー機能を有しているところが特徴的であります。更に、医療従事者を対象にした人材派遣・紹介事業、情報提供・コンサルティング事業も加え、4事業部門体制で展開しています。
同社も昨日、決算発表し、16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比69.8%増の39.3億円に拡大し、従来予想の33.8億円を上回って着地。併せて、通期の同利益を従来予想の74.3億円→94.9億円(前期は60億円)に27.7%上方修正し、増益率が23.8%増→58.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしております。
 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当研究所が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比50.7%増の55.5億円に拡大する見通しとなります。
調剤薬局事業の成長戦略は店舗網拡大と客単価上昇の2つがカギとなります。店舗展開では同社はM&Aに頼らないオーガニック出店を基本としつつ、店舗の立地や出店タイプにおいては柔軟に対応して需要を取り込む戦略です。客単価の面ではジェネリック医薬品の販売拡大と在宅医療対応の拡大に注力しています。いずれも国が推進する施策であり、保険点数の加算点が高いのがメリットで、同社はこの進捗度合いが業界内で最も高い状況にあります。
更に、同社は2018年3月期を最終年度とする3ヶ年中期経営計画に取組中であり、主要な目標として、2015年3月期実績対比で、最終年度の売上高を50%増、営業利益を倍増とすることを掲げており、各事業部門それぞれの重点施策目標を着実に実行していけば達成される可能性は十分高いと考えられることから、注目しておきたい。
2015/10/30/8:30