ピジョン(7956)【中国の「一人っ子政策」廃止で育児消費拡大の恩恵が大!】

ピジョン  [7956] 東証1部 時価:3,315円

中国政府が、夫婦がもうける子供の数を原則1人とする「一人っ子政策」を撤廃して第2子の出産を認めることを決定しました。中国で約30年続いた規制の廃止に伴い育児消費の拡大が期待されており、育児用品の国内トップ企業で、中国市場に強みを持っているピジョン(7956)に注目してみたいと思います。
同社は、哺乳瓶、乳首などベビー用品のトップメーカーで、哺乳瓶は日本では約80%のシェアを持ち、出生数が日本の15倍以上である中国においても大都市ではトップシェアであると見られる。哺乳瓶などを販売する中国事業の売上高は全体の3割を占め、政策撤廃で大きく恩恵を受けられる可能性が最も高いと思われます。なぜなら、中国では、紙おむつやトイレタリーメーカーと異なり、哺乳瓶等はグローバル企業が少なく、競争優位が継続していることが強みであります。
中国では2017年以降から5年間は毎年300万〜600万人の新生児数の押し上げ効果があると予測。年間の新生児数が17〜33%程度増加するとみて、ベビー関連市場(小売金額ベース)は4〜9%程度の押し上げ効果があると試算されております。
業績に関しては、16年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比32.2%増の78.7億円に拡大しており、併せて、通期の同利益を従来予想の140億円→151億円(前期は132億円)に7.9%上方修正し、増益率が5.3%増→13.5%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしております。
更に、国内においても、子育て支援を強化し出生率の上昇などを目指す「第2ステージのアベノミクス」関連銘柄としても注目出来るでしょう。
2015/11/09/8:00