日本曹達(4041)【今期経常を一転27%増益に上方修正・最高益、2円増配!】


日本曹達  [4041] 東証1部 時価:922円

日曹達(4041)が11月6日に決算を発表し、16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の106億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の127億円→189億円(前期は149億円)に48.8%上方修正し、一転して26.6%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の10円→12円(前期は10円)に増額修正しました。直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の46.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.6%→4.0%に改善しております。
国内販売の低迷などで農業化学品事業の収益が計画を下回るものの、鶏や豚の添加飼料・メチオニンを主力事業とする米国の飼料添加物製造会社の業績が好調で、持分法投資利益が拡大したことが利益を押し上げています。
又、新たな新規農薬(殺菌剤)の開発を既に発表しております。新規殺菌剤「NF−171」はべと病、疫病、ピシウム病を引き起こす卵菌類に卓効を示す新規系統の殺菌剤で、既存剤の耐性菌に対しても有効であるという。園芸分野では商品名「ピシロックフロアブル」「ピシロック顆粒水和剤」として、同社が野菜用途中心に販売する一方、水稲分野ではJA全農とイネ苗立枯病防除用途で共同開発を進めており、商品名「ナエファインフロアブル」「ナエファイン粉剤」としてクミアイ化学工業(4996)が販売を担当する予定で、17年第1四半期の登録取得と同年内の上市を予定しています。更に同剤に続いて、今までにない作用性を有する新規殺ダニ剤「NA−89」や、広範囲の病害に有効で、大型剤として期待される新規殺菌剤「NF−180」についても本格開発に着手しており、これら新規3剤で、海外市場含め合計100億円以上の販売を目指すとしています。
2015/11/09/8:30