昭和真空(6384)【今期経常利益を一転70%上方修正、配当も30円増額!】


昭和真空  [6284] 東証JQ部 時価:620円

昭和真空(6384)は真空中で特定の基板に薄膜を形成させる装置を主とした、真空蒸着装置やスパッタリング装置等の真空技術応用装置(真空装置)を製造販売しており、アルバック(6728)の系列企業であります。
同社は昨日の決算発表に於いて、16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.5倍の5.7億円に急拡大し、従来予想の2.8億円を上回って着地し、併せて、通期の同利益を従来予想の4.6億円→10億円(前期は5.8億円)に2.1倍上方修正し、一転して70.4%増益見通しを発表しました。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.0倍の4.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.2%→15.5%に急改善しております。
今期業績の上方修正は8月に続き、2回目。スマートフォン向け圧電部品の製造用装置の受注が好調で、売上が計画を上回ることが寄与。量産効果や工場稼働率の向上による原価低減も利益を大きく押し上げた、業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→40円(前期は20円)に大幅増額修正しております。
この結果、PER3,9倍、PBR0,61倍、配当利回りも6.45%に急上昇しており、超割安であります。
いまからおよそ350年前、ガリレオの助手でもあったイタリアの科学者トリチェリーが、 水銀を使って真空をつくる実験にはじめて成功しました。これをきっかけにさまざまな研究が重ねられ、そこから電子やX線が発見されるなど、真空は原始物理学の発達に大きな役割を果たしてきたのです。
こうして現在、食品の保存といった身近な分野から電子部品の加工まで、幅広い産業分野で真空技術が利用されています。特に、超LSIに代表される先端のエレクトロニクス産業においては、真空技術は不可欠であり、そしてここが昭和真空の技術が活躍出来る舞台であり、注目しておきたい。
2015/11/11/ 7:45