C&Cシステムズ(6633)【今期経常を38%上方修正、配当も3円増額!】

C&Cシステムズ  [6633] 東証JQ部 時価:494円

C&GSYS (6633) の15年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比73.8%増の4億3100万円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の3億2000万円→4億4000万円(前期は3億0400万円)に37.5%上方修正し、増益率が5.3%増→44.7%増に拡大する見通しとなっております。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当研究所が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3000万円→1億5000万円(前年同期は1億2900万円)に5.0倍増額し、一転して16.3%増益見通しとなり、業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の7円→10円(前期は7円)に大幅増額修正しております。同時に、18.2%(218万1030株)の自社株消却(11月20日)を発表しており、株主還元を好感する買いも期待されます。
好調の理由は、同社グループを取り巻く経営環境が、自動車産業を中心に製造業が好調を維持し、また海外においてもインドネシア・フィリピン等のアセアン地域および北米で製造業が活況を呈していることがあげられます。国内においては主に自動車関連業の需要によりCAD/CAMシステム販売が伸長したほか、海外では北米で展開している金型製造業において売上が拡大した結果、売上高、営業利益、経常利益それぞれについて前回予想を上回る見込みとなっています。
同社は中長期の事業方針として以下の3つの方針(戦略)、(1)既存の基幹収益源(国内CAD/CAM事業)の維持・拡張、(2)成長する海外CAD/CAM市場の取込み、(3)次代収益源との育成:SI事業および3Dプリンタ関連を含む新規事業を掲げており、同社が掲げている「グローバル・ニッチ・トップ」という目標に要約される。
すなわち金型用CAD/CAM市場という特殊な「ニッチ市場」において、今後は「グローバル」で「トップ企業」となることが同社の大きな目標である。まずは金型市場が回復の兆しを見せる国内市場においてトップとなることが、金型向けCAD/CAM市場におけるトップ企業への第一歩となるだろう。今後の動向を大いに注目する必要してみたい。
2015/11/16/8:00