タカラレーベン(8897)【上期経常が6倍増益で着地・7-9月期も2.1倍増益!】


タカラレーベン  [8897] 東証1部 時価:658円

タカラレーベ (8897) は10月26日に決算を発表しており、16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比6.0倍の14.6億円に急拡大したが、通期計画の124億円に対する進捗率は11.8%にとどまり、5年平均の19.8%も下回っています。
しかし、会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当研究所が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比31.8%増の109億円に拡大する見通しとなりました。
 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の19.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.7%→12.3%に大幅改善しております。
主力の新築マンションの販売が好調で、41.3%の大幅増収を達成したことが寄与。マンションやオフィスの賃貸収入が伸びたことなども大幅増益に貢献しております。
 同時に、16年1月に賃貸事業および賃貸管理事業を手掛ける新会社、日興プロパティを設立すると発表。ストックビジネス拡大に向け、賃貸管理事業のグループ内一元化を行うとしております。
又、クレディ・スイス証券の不動産セクターのリポートでは、タカラレーベンの決算説明会で、マンションの一次取得者の需要は都心部から首都圏郊外へ流出していることが明らかになったと指摘。郊外でもマンション販売価格の上昇が継続する見通しとして、旭化成建材による一連の不祥事は同社のマンション販売には影響を与えていないと見られていると説明を受けたと報告しており、同証券では、都心部のマンション価格は高値水準のため、今後1年程度はマンション需要が郊外へ波及すると予想して推奨を継続しています。
2015/11/18/ 7:40