朝日ラバー(5162)【分子接着技術の応用展開加速 医療・自動車分野に照準!】

朝日ラバー  [5162] 東証JQ部 時価:1,040円

朝日ラバー(5162)は、独自の分子接着技術の応用展開を本格化する。ヒトSTR解析チップの開発・実用化を受けて、新たに医療および自動車分野をターゲットにした市場開拓に乗り出す。すでに開発業務を担う技術グループをライフサイエンス、医療、自動車の3グループに編成。生産拠点も白河工場と福島工場を自動車分野、第2福島工場と建設中の第2白河工場を医療・ライフサイエンス分野と位置付け、各分野に応じた量産体制を整備していく計画。
既に福島県白河市の工業用地「工業の森・新白河」内に既に所有している同社白河工場の隣接地に新工場を建設することを決定している。新工場建設及び初期導入の生産設備投資は、福島県の「平成27年度福島医療・福祉機器開発・事業化事業費補助金」の補助対象事業として採択され、交付決定された。交付金額は最大7.5億円で、竣工後の設備稼働実績後に受領する予定。マイクロ流体デバイス製品の来期以降の受注状況を踏まえて生産能力を増強させることや、ライフサイエンス分野や体外診断用途などの医療分野の新規製品開発を行うことなどが目的。完成は来年春を予定し、設備稼働実績後に交付金を受領する。
更に同社は、埼玉大学と連携し、色のバラつきが少なく視認性に優れ疲労低減特性のある自動車内装照明用LEDの蛍光体層の共同研究開発を行うと発表しております。
朝日ラバーは、LED照明の色と光のバリエーションとバラつき低減を特徴とするASA COLOR LED(商標登録)を開発し、自動車の内装照明向けとして生産しており、(2015年3月期連結売上高21億円)、一般ユーザーへのメリットを提案するため、LEDの光を波長変換する蛍光体を組み合わせ、人間工学に基づき、運転者にとって見やすく疲れにくい照明の開発をめざして、埼玉大学と共同研究開発を行うこととなりました。
この共同研究開発は、経済産業省の「平成27年度 革新的ものづくり産業創出連携促進事業(戦略的基盤技術高度化支援事業)」(サポイン事業)として申請し、補助金の採択を受けております
同社では、コア技術をベースに成長分野への展開を推進することで事業規模の拡大を目指していることから、押し目は注目しておきたい。
2015/12/048:40