凸版印刷(7911)【湿度に反応して多色の絵柄を表示する「湿度応答性カラーフィルム」を開発!】

凸版印刷  [7911] 東証1部 時価:1,097円

凸版印刷(7911)は、人間の呼気や周囲の湿度に反応して、透明な状態から多色の絵柄が浮き出る、日本初の「湿度応答性カラーフィルム」を開発しました。偽造防止やプロモーションツールに活用される製品として、2017年3月の実用化を目指しています。
金券やクレジットカード、自動車の補修部品など幅広い分野で偽造品が問題になっています。最近では本物と見分けが付かないほど精巧な偽物が出回ることも少なくありません。そこで本物の製品に“証明書”の代わりとなる特殊なフィルムを貼って偽物することが出来るようになりました。
この「湿度応答性カラーフィルム」は湿度に反応して膨らむ膜と、膨らまない膜を何枚も重ね合わせた構造になっています。息を吹きかけると一部が膨らんで膜の境目で光が反射するようになり、絵柄が浮かび上がる仕組みであります。
「フォトリソグラフィー」という技術を使って膜の膨らみ具合などのパターンをフィルムに転写して、微細な絵柄を表示させることが可能になります。特殊な材料な加工技術を使う為に偽造が難しいうえ、普段は透明なフィルムなので貼り付いた製品のデザインを損なわないメリットもあります。
セキュリティ分野では,ホログラムによる偽造防止技術が主流となっており,常に新たな視覚効果が求められています。同様に,プロモーション分野においても,色変化や香りがする印刷など,DM,ポスター,カタログ,POPに利用可能な新しい表現技術が求められているから,同社は今回,息を吹きかけることでカラーの絵柄が浮かび上がる「湿度応答性カラーフィルム」を開発したことにより、偽造防止などに大いに貢献することでしょう。
2015/12/07/8:55