関東電化(4047)【上期経常が3.1倍増益で着地・7-9月期も3.3倍増益!】

関東電化  [4047] 東証1部 時価:824円

関電化 (4047)は精密化学品が収益の柱で、リチウム2次電池用電解質(六フッ化リン酸リチウム)と、半導体・液晶製造用特殊ガス(特に三フッカ水素)が2本柱である。電解質は市場シェアが約30%で、洗浄ガスもシェアが約25%を占めている。精密化学品事業売上の約2割は韓国サムスン電子向けと推測される。
同社は11月13日に決算を発表しており、16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の40.5億円に急拡大し、通期計画の80億円に対する進捗率は50.7%に達し、5年平均の37.2%も上回っている。
 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当研究所が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比10.0%増の39.4億円に伸びる見通しとなります。
 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.3倍の21.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.2%→20.0%に急改善しております。
半導体の微細化や立体構造化による工程数の増加が液晶用特殊ガス類の需給改善、販売数量増や、価格修正につながり、加えて電池材料の六フッ化リン酸リチウムなども販売数量が増加したことや、精密化学品事業が好調に推移したことが要因であります。 
株価は8月18日に付けた1,098円の高値から調整しており注目しておきたい。
2015/12/17/8:20