天昇電気工業(6776)【次世代技術として注目の3次元表面加飾事業を受託開始!】

天昇電気工業  [6776] 東証2部 時価:205円

天昇電気工業(6776)はプラスチックの総合メーカーで、かつては「シャープ銘柄」と言われ全体の7割を占めたシャープ向け売り上げがほとんど無くなり、AV成形部品から現在は8割を自動車部品に主力事業を転換し、2016年3月期の連結純利益は自動車向けプラスチック製品がけん引し、2億2000万円と従来予想を8000万円上回る見通しとなった。
 シャープ関連の製品を生産していたメキシコ工場も、現在は米企業向けにフル稼働する。とはいえ、電気製品向けの軽量化で鍛えた技術が土台となっており、「今でもシャープには感謝している」とエールを送っている。
今後、同社は表面加飾事業を強化するとしている。来年から、TOM工法を用いた受託生産の本格展開に乗り出す。同工法はフィルムを用いた3次元表面加飾の次世代技術として注目されている。これまで試作レベルでの受託生産に応じてきたが、埼玉工場(比企郡川島町)に今月25日、クリーンルームと専用設備を設置、量産体制を整える。これまで同社が培ってきた塗装・印刷技術や特殊成形技術も組み合わせ、より付加価値の高い製品の提供もできるとみている。
更に、医療用廃棄物容器や国内第2位のシェアを持ち、ゲリラ豪雨対策で威力を発揮する雨水貯留浸透資材の樹脂製ブロックなども展開しており、来年は「加飾の天昇」をアピールしながら自動車部品をはじめ幅広い分野で用途開拓を推進し、創業100周年を迎えるにあたって復配期待が持てることから注目したい。
2015/12/18/8:00