萩原電気(7467)【将来の電子ミラー化に向けた画像処理技術に注目!】

萩原電気  [7467] 東証1部 時価:2230円

萩原電気(7467)は電子部品・機器商社で電子・情報プロダクツの開発や生産を手掛けており、売上高の8割強が自動車向けで、トヨタ自(7203)グループを主要顧客にもっている。今年6月、自動車の国際基準を定める国連のWP29(自動車基準調和世界フォーラム)では国際基準が改定され、来年6月から自動車用ミラーをカメラとモニターで代用可能とした。国土交通省もこれに合わせて、自動車の保安基準を改定するとの見方から「電子ミラー」を搭載した車が来年6月から登場する可能性が浮上しています。
同社は車両に設置されたフェンダミラーやドアミラーなどのサイドミラーの替わりに、車両の後方や側方など運転者の死角になる領域をカメラで撮影し、運転者が確認しやすい位置に設置されモニタに撮影された映像を表示させる電子ミラーシステムを開発しています。電子ミラーシステムが車両に導入されると、サイドミラーが無くなり、空気抵抗が減るため燃費が向上すると共に、車両デザインの自由度が広がることになります。
同社は魚眼カメラ映像を利用したTopViewやパノラマ展開といった視点変換技術をもっており、これらの技術を組み合わせることで、水平画角180度以上の広角レンズを搭載したカメラを車両のサイドミラー付近に設置し車両の前方から後方まで見渡せるようになり、事故の減少に役立つ事でしょう。
更に、今後は自動車の自動運転走行の管理サービスや「FIR−ハイブリッドカメラ」を使った歩行者検知装置が自動車の予防安全機能の高度化に貢献することになり、工場内の危険予知や、不審者発見など、車載以外の用途への応用も期待できることから、押し目を注目しておきたい。
2015/12/21/8:15