日本電計(9908)【ZMPとロボット・自動運転製品などの販売契約で提携!】

日本電計  [9908] 東証JQ部 時価:1,799円

日本電計(9908)は電子計測機器を中心に、科学・光学・精密機器、環境・試験機器、コンピュータ及び関連機器などを扱う独立系の専門商社で、電子計測機器に関してはトップシェアを有しており、主力の計測機器は想定外のスマホ関連の受註があり業績は順調に推移している。
2016年の注目のテーマの一つに、自動車の安全・安心・環境技術に絡んで、自動運転など先進運転支援システムや、ロボット産業が大きな話題となることになるでしょう。その関連で最も注目されるベンチャー企業の一つに株式会社ZMP(東京都文京区、代表 谷口 恒)があります。
同社は、既に昨年3月にZMPと販売契約を締結しており、具体的には、自動車・建設機械・農業機械・物流搬送機器・移動ロボット業界に向けて、ZMP社のシステム・各種制御センサーなどを販売して、新たな市場及び自動走行や自動ブレーキ市場への深く食い込んでいくことでしょう。
又、同社は測位衛星技術株式会社と、全面的な業務提携を結んでおります。測位衛星技術株式会社は、欧州5大自動車メーカーで、自動運転の実証実験や、ADAS機能の開発、コンセプトカーに数多くのGNSS+IMU受信機の導入実績があるドイツ、アイマー社と、2015年1月より日本における総代理店契約を締結しています。日本でも導入実績のあるアイマー社の製品の中でも、iTraceRT-F400は、その優れたパフォーマンスが高く評価され、昨年、アメリカで開催された世界最大のエレクトロニクス関連の展示会であるCES2015で発表され、日本の新聞各紙を賑わせたメルセデスベンツのコンセプトカー、F015に搭載されています。イギリスのAnthony Best Dynamics社の自動運転ロボットとの連携で、最も優れた位置、姿勢、挙動データが得られることで高い評価を得て現在でもさまざまなプロジェクトで採用されています。また、自動運転のコンセプトカーの用途では、フォルクスワーゲン社も、アウディのドライブ バイ ワイヤによる自動制御のための位置、姿勢、挙動データの出力にiTraceRT-F400を採用しています。
今後、世界的に一段と車の自動走行技術に注目があたるなかで、両社の関係が注目され、業積向上に貢献するのは間違いないことでしょう。指標面では、PER9,4倍、PBR1,07倍。利回り2,27%と割安なことから、押し目を狙っていきたい。
2016/01/04/8:00