小野薬品(4528)【がん治療が「ニボルマブ」によって、新たなステージへ!】


小野薬品  [4528] 東証1部 時価:21,025円

日本人の死因のトップはがんであり、その割合は年々急激に伸びていて、今や3人に1人は、がんで亡くなる時代だ。しかし、がん治療の進歩も著しい。免疫療法も例外では無く、国の再生医療に関する法律が適用されるまで一般化してきました。昨年は、免疫療法の、更には、がん治療の大きな転換点となったのが、「ニボルマブ(オポジーボ)(抗PD-1抗体薬)」という、これまでと全く発想が異なる、免疫の薬が発売されたからです。
ニボルマブ(オポジーボ)は、がん細胞が持つ特殊な免疫抑制の働きを解除し、体内の強力な免疫細胞を使ってがん細胞を攻撃させるなど、従来の抗がん剤と比べ、(1)がん種を問わない、(2)副作用が少ない、(3)末期でも効き始めたらずっと効き、再投与もできる、という大きな特徴がある。従来の、自然免疫や獲得免疫を増強する免疫療法に、がんの防衛システムを阻害するニボルマブを加えることで、包括的な治療が可能になりました。
広く知られているように、がん治療には標準治療と呼ばれる、手術、抗がん剤、放射線の3つの治療法があり、体の局所にあるがん細胞を叩くという考え方です。免疫療法は、体全体に元々備わっている免疫システムを活用して、がんを攻撃することです。
「ニボルマブ」は世界の免疫学研究を長年リードしてきた京都大学の本庶佑氏(現・客員教授、静岡県公立大学法人理事長)が発見したがんの治療薬で、本庶氏は、「今の抗がん剤は、やがてほとんど使われなくなり、すべて PD-1抗体で治療することになるだろう」と予測しています。
2016/01/06/8:30