ヘリオス(4593)【米アサーシス社と脳梗塞に対する細胞治療医薬品の開発・販売でライセンス契約!】

ヘリオス  [4593] 東証M部 時価:1,133円

ヘリオス(4593)は、米バイオテクノロジー企業のアサーシス社と、幹細胞製品「MultiStem」について、国内における再生医療など製品に関するライセンス契約を締結したと発表しました。
今回の契約は、主に「MultiStem」を用いた脳梗塞に対する細胞治療医薬品の開発・販売に関する国内の独占的なライセンス契約です。
脳梗塞は脳の血管が詰まることによって、その先に酸素や栄養素が届かなくなり、時間の経過とともに壊死していく病気ですが、健康な人の骨髄液からつくった細胞医薬品を投与することで、脳梗塞発症から18〜36時間を経過した患者にまひが起こったりすることを防ぐ。現在は脳梗塞発症後、8時間以上経過した場合の治療としては、リハビリテーション以外に手段がない。アサーシスは現在、欧米で第2相の治験を進めている。ヘリオスは日本では第2、3相の治験を開始して、早期の実用化をはかる考えだ。
 更に、「MultiStem」の主成分である多能性前駆生体細胞(MAPC)について、ヘリオスが横浜市立大学と共同研究開発している肝疾患領域を対象とした、再生医療など製品の原料として研究・開発するもので、同社では、今年後半からの臨床試験開始のため準備を進めるとしている。同契約に伴い、ヘリオスはアサーシス社に対して契約一時金1500万ドルを支払うほか、開発段階に応じた開発マイルストンとして最大で合計3000万ドルを支払うことになる。また、発売後は、販売額に応じたランニングロイヤルティーを支払うとしている。
 なお、同社では、手元資金の厚みを増すことを主目的にみずほ銀行など4行から総額20億円の借入を行うことをあわせて発表。これらにより、16年12月期決算において、研究開発費約21億円を販管費に、また支払利息約3000万円を営業外費用に計上する見込みとしています。
2016/01/12/8:15