オーミケンシ(3111)【木材パルプから食材を開発! 「ぷるるんちゃん」】


オーミケンシ  [3111] 東証2部 時価:109円

麺を食べたいけど糖質とカロリーが気になる…。と思う人たちのために、糖質ゼロな麺やローカロ麺が発売されている麺を知っていますか?・・・その麺は、大阪を拠点に100年の歴史を持つ日本の織物会社オーミケンシン(3111)が手掛ける麺であります。
タオルやニットを紡ぐ代わりに、織物を製造するのと同じテクノロジーを使って、木の繊維からセルイートを開発することに成功しました。そのセルイートを使用したツルツル麺が「ぷるるんちゃん」。
木材パルプを食べられるように変化させたセルイートは、脂肪、炭水化物、カロリーが信じられない程低いうえにグルテンフリーであります。たとえば450グラムあたりの小麦は1669カロリーほどありますが、ぷるんちゃんは、たったの27キロカロリーしかありません。
セルイートは服や生地の素材レーヨンの製造工程を応用して木製パルプから植物繊維を作り、蒟蒻のグルコマンナンと掛け合わせることによって生まれたのです。だから、見た目はちょっと白滝っぽいです。また、セルイートが生まれた背景には、蒟蒻の存在があるそうです。現在、日本政府が蒟蒻農家の生計を守るため、蒟蒻の関税率は990%に設定されています。蒟蒻は日本で最も保護された農産物だとも言われています。その蒟蒻を使用したセルイートは日本の農家の経済を改善する可能性があると考えられているようです。また、オーミケンシン側にとっても、繊維市場において、安価な輸入品におされ気味なため、新たな市場に参入するメリットがあるとのこと。
また、セルイートで麺以外にも餃子の皮なども作ることが可能なので、麺類や餃子を食べる食文化があり、肥満のまん延の問題を抱えている中国などに、ダイエット用に小麦を使用した食品の代替物としてセルイートを使用した商品を輸出することも視野に入れているようです。
食物繊維が豊富で低カロリー麺、脂肪がたまり、肥満解消に役立つダイエット食品が今後見直される日を目指して量産体制に入っていることから押し目を注目してみたい。
2016/01/14/8:20