CRI・MW(3698)【画質を落とさずにデータ容量を半分にできる動画圧縮ソフトを販売!】

CRI・MW  [3698] 東証M部 時価:1,451円

IT企業やテレビ局を中心に動画配信サービスへの参入が相次いでいる。日本テレビHD(9401)が定額制配信サービスHulu(フールー)を展開するほか、LINEも無料配信の「LINEライブ」を始めている。背景にあるのは高速通信網の整備とスマホやタブレットの普及だ。野村総合研究所の調べでは、2014年度に1346億円だった国内の動画配信市場は、21年度に2092億円に達する見込みであります。
そこで、ソフトウエア開発のCRI・ミドルウェア(3698)は画質を落とさずにデータ容量を半分程度にできる動画圧縮ソフトの販売を近く始める。ゲーム開発で培った圧縮技術を応用し、動画内でデータが重複する箇所を抜き出したり、配信する端末に合わせた加工をしたりする。携帯端末からの動画視聴が広がるなか、通信費を抑えたいというニーズに応える。ソフトの名称は「CRIダイエットコーダー」。IT(情報技術)企業や放送局など動画配信サービスを提供する企業に売り込む方針。
 動画の内容に応じた処理を施して容量を減らす。例えば、動画の中で風景などの静止物を撮影している動きの少ない箇所を抽出。同じ画像を流用することでデータ量を圧縮する。スマートフォンやタブレットなど視聴する端末の画面サイズも考慮する。
 動画データは一般的に標準的な圧縮技術である「H・264」や「MP4」などのファイル形式に変換して配信する。CRIのソフトを使うと画質を維持したまま、さらに容量を半減できる。価格はサーバーなどの環境や配信先の規模に応じて個別見積もりとなる。
 放送局などが配信する動画に用いて容量を減らせば、視聴者は同じ通信費で長く動画を見られる。データ通信量2ギガのプランで通信会社と契約している場合、動画に換算すると9時間程度になるが、CRIのソフトを使うと倍の18時間分動画を楽しめることから、同社は動画配信市場の拡大に合わせて、動画圧縮ソフトの需要も伸びるとみている。
2016/01/27 8:25