中村超硬(6166)【東大との共同開発のゼオライト・ナノ粉末のサンプル提供を開始!】


中村超硬  [6166] 東証M部 時価:4,070円

中村超硬(6166)は太陽電池などの電子材料のスライス加工に必要不可欠な製造工具であるダイヤモンドワイヤの開発・製造・販売事業を行なっている企業で、昨年6月にマザーズに上場した企業であります。
同社の特徴は、ダイタモンドワイヤの物づくりにおいて課題であった高コストを、マルチ方式(特許取得)による高速製造装置によりダイヤモンドワイヤの低価格下を実現出来ることです。しかし、ダイヤモンドワイヤ販売への売上、利益依存度が高いことから、次の成長産業を見つけ出していくことにありました。
そこで、同社と東京大学と共同で、同大学が保有する「粉砕・再結晶化」技術を活用したゼオライトのナノ粒子化のための革新的プロセスを開発し、低コストでゼオライト・ナノ粉末を製造することに成功したのです。
ゼオライトは、分子レベルの細孔を有する結晶性無機物質であり、その細孔内に様々な物質を吸着する性質を有しており、様々な用途に使用されております。石油精製や排ガス触媒のような化学分野、放射性物質吸着などの環境分野など各種脱水剤や抗菌剤のような生活分野など、あらゆる民生・産業分野において活用されております。
ゼオライトは、一般的にミクロサイの粒子が流通していますが、粒子径をナノサイズ化することにより、飛躍的に基本性能が向上し 新たな用途への展開が期待されております。しかしながら、これまでのナノ粒子製造手法ではあまりに製造コストが高く具体的な市場評価が進んでいなかったのです。
今後、各産業界に対し用途の多い「A型ゼオライト・ナノ粉末」のサンプル供給を開始することによって、市場からのフィードバックをもとに早期事業化を進めていくことになり注目しておきたい。
2016/02/02/8:50