阿波製紙 (3896)【黒鉛粉を合成繊維に抄き込んだ、熱拡散シートを本格販売!】


阿波製紙  [3896] 東証2部 時価:694円

阿波製紙(3896)は、1916年(大正5年)に徳島県内初の機械すき和紙メーカーとして設立され、以来阿波和紙の伝統を継承し、「紙」の可能性を追求しながら今日の特殊紙・機能材料メーカーへと成長脱皮を続けており、今年創業100周年を迎えました。
同社は、先月25日に発表した、黒鉛粉を合成繊維に抄きこんだ熱拡散シートの販売を本格開始しました。新製品は、シート中に均一分散した合成繊維で熱伝導性に優れるグラファイトの粉体を強固に結束したもので、熱伝導率(面方向)は60―120ワット/メートル・ケルビンと、アルミ箔と同等以上の性能を有しています。一般の黒鉛シートに比べて柔軟性に優れ発塵が少ないほか、高い引張り強度や層間強度により、切る・貼る・折るが容易と、優れた加工性を実現しているのが特徴であり、今後、液晶テレビ、パソコン、モバイル等の熱拡散、IC・LSI・LEDチップ等の熱対策や電磁波シールドなどの用途として提案していきます。
業績も順調で、11月9日に発表した16年3月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.6倍の4.6億円に急拡大し、通期計画の7.4億円に対する進捗率は62.7%に達し、3年平均の58.3%も上回って着地しており、2月8日に第3四半期の決算発表の予定でありますが、直近3ヵ月の実績である7-9月期の連結経常利益は前年同期比77.6%増の2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.1%→4.4%に改善していることから押し目を注目しておきたい。
2016/02/04/8:45