興研(7963)【マスク需要が好調で前期経常を一転44%増益に増額修正!】

興研  [7963] 東証JQ部 時価:1,610円

興研 (7063)は防塵・防毒マスクの2大メーカーの一つで、防衛省向けに独占供給しており、医療・精密機器分野へも積極的に進出しています。
同社は2月5日に業績修正を発表し、15年12月期の連結経常利益を従来予想の3億円→4,53億円(前期は3,15億円)に51.0%上方修正し、一転して43.8%増益見通しとなった。会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当研究所が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8800万円→2,41億円(前年同期は2,12億円)に2.7倍増額し、一転して13.7%増益計算になります。
会社側からによると、売上高は、ほぼ予想数値通りですが、利益は、防衛予算の海空シフトの中で防護マスクが受注減となったことに対し、民間市場における産業、医療、一般各分野でのマスクの堅調な受注やリフラクトリーセラミックファイバー取扱い作業での電動ファン付き呼吸用保護具等の着用義務化による需要拡大などで稼働率が向上し売上原価率が改善されたこと、並びに全社を挙げた業務の効率化を推進した結果、営業利益、経常利益、当期純利益ともに予想数値を上回る見込みということです。
更に、同社は創業以来、産業用マスクを中心としたセーフティ事業で成長してきたが、近年オープンクリーンシステム「KOACH」を中心としたクリーン事業を立上げた。オープンクリーンシステム「KOACH」は、全く世界になかった概念で、スーパークリーンゾーンを作り出す画期的な製品とされる。周囲を囲わなくとも、これまで実現できなかったスーパークリーンを作り出す。誰でも普通の部屋に設置するだけで実現できるこの技術は、様々な賞を受賞しています。これまでの「クリーン事業の確立」「マスク関連事業の強化」に注力し、オープンクリーンシステム「KOACH」とマスクの販売増につながっている。
特にオープンクリーンシステム「KOACH」は前年同四半期に比べ80%を超える売上増を達成しました。
2016/02/08/8:10