ジグソー(3914)【月面探査ロボ向けソフトの研究開発を進める!】


ジグソー  [3914] 東証M部 時価:8,260円

マザーズ上場のソフト開発のジグソー(3914)は宇宙開発ベンチャーのispace(アイスペース、東京・港)と組み、月内にも月面探査に使う小型ロボットの研究開発を始める。センサーなどを活用して障害物との衝突を避けながら、カメラを使い効率的に月面の状態を調べられるようにする。ジグソーは自動運転車向けの基本ソフト(OS)の開発などで培ったノウハウを応用する。
 アイスペースが2018年以降に実現を目指す月面探査で活用するロボット向けのソフトを共同で開発する。構想ではロケットに手のひらサイズの小型ロボットを乗せて月に上陸させ、地形や水資源などを詳しく調査する。表面の凹凸や障害物などをセンサーで検知し、高性能カメラで画像やデータを収集する仕組みをつくる。
 ジグソーは自動運転車向けOSの開発に取り組むなど、センサーで得た情報をもとにした自動制御技術に強みを持っており、小型ロボット向けでも省電力で効率の高いソフトの開発に取り組む意向だ。更に、同社は人工知能(AI)制御によるIoTデータコントロールなどを手掛け、AI関連の一角として今後の成長期待も大きく、更に、アイスペースとの共同研究を足がかりに、ロボット向けソフトの関連事業で20年までに100億円の売り上げを目指すとしている。
 アイスペースは16〜17年に月面への無人探査機(ローバー)の打ち上げを予定している。打ち上げを成功させることで資金調達に弾みをつけ、18年以降の月面探査を実現する考えであります。
 調査会社の富士経済(東京・中央)の調べでは、宇宙関連ビジネスの市場規模は30年には43兆9653億円と、12年比で2・4倍に膨らむ見通しなことから、ジグソーは関連需要の取り込みを狙っており、押し目を注目しておきたい。
2016/03/02/8:45