ホーチキ(6745)【旺盛な国内需要で拡大する防災業界に注目!】

ホーチキ  [6745] 東証1部 時価:1,284円

ホーチキ(6745)は日本初の火災報知機メーカーで、能美防災(6744)と共に国内大手2社でシェアを分け合っています。
近年、地震や大型台風、豪雨などの自然災害の発生が多発していることで、人々の防災や災害に対する意識が高まり、防災関連企業への注目が高まっています。国内の火災報知設備市場は、過去数年間は景気回復を背景にリニューアル市場を中心に回復傾向が続いてきました。
今後は、国内需要拡大を背景に成長が加速していくとみています。背景は、建築物のリニューアル需要、住宅用火災警報器の交換需要、東京オリンピック、リニア中央新幹線、インフラ老朽化対策、都市部での再開発などの需要が見込まれるため。短期的には、バブル期に建てられた建築物のリニューアル需要や住宅用火災警報器の交換需要に期待。中長期的には、都市部での再開発案件や東京オリンピック関連の建設需要、老朽化したトンネルの修繕やリニア中央新幹線の開通など国内の火災報知設備の需要は拡大傾向が続くとみています。
火災報知システムとは、火災発生から発見、通報までを自動で行い、人々の避難や初期消火を促すシステムのことである。熱や煙を感知する「感知器」、火災を発見した人がボタンを押して火災を知らせる「発信機」、感知器や発信機からの信号を受信して警報を発する「受信機」、防火・防炎シャッター、火災発生を消防署などへ自動で通報する「火災通報装置」などで構成される。この火災報知システムは、高層ビルや商業施設、オフィスビル、集合住宅、病院、工場、トンネル、文化財などのあらゆる建築物に設置するように消防法で義務付けられています。
ホーチキの16年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.4倍の24.9億円に急拡大し、通期計画の43億円に対する進捗率は前年同期の30.7%を上回る58.1%に達していることから、通期経常利益も上振れの公算が強いことから押し目を注目しておきたい。
2016/03/14/8:14