アキュセラ・インク(4589)【日本法人持ち株会社化で内国株式として東証マザーズ上場申請へ!】


アキュセラ・インク  [4589] 東証M部 時価:2,520円

アキュセラ・インク(4589)は29日、日本に本社機能を移転させるため、三角合併を行い子会社のアキュセラ・ジャパンを持ち株会社化し東証マザーズに上場申請する方針であることを明らかにしました。
現在、アキュセラ・インクは米国ワシントン州シアトルを本拠としており、外国株として東証マザーズに上場していますが、内国株式として上場することで、従来は外国証券へ投資ができなかった機関投資家も投資が可能となるほか、メディアによる企業情報の充実も期待できます。9月中旬をメドにアキュセラ・インクを上場廃止し、その一方でアキュセラ・ジャパンを同時に上場させることを計画しています。
同社は、世界で約1億3000万人の患者がいるといわれる眼疾患の「加齢黄斑変性」。欧米では50歳以上の失明の原因の第1位であるこの病気に対して、世界初の飲み薬「エミクススタト」の開発を進めており、加齢黄斑変性は、米国では50歳以上の失明の原因でトップの病気であり、現在、米国で臨床2b/3相試験が行われており、今年6月頃にトップライン・データーが発表される予定であります。
今回の三角合併により、今後は現在提携先である大塚製薬だけでなく、多くの製薬会社や学術研究機関との提携を視野に入れて、エミクススタトの適応症を加齢黄斑変性だけではなく、『糖尿病性網膜症』や『糖尿病性黄斑浮腫』への拡大も進める計画です。これらの糖尿病関連への拡大は今年中に臨床試験を始める予定であります。糖尿病性網膜症は糖尿病の患者の約半数に発症が認められるので、この適応症の拡大だけでも新たに1億人前後の患者が対象となるでしょう。
更に、医療IT関連の事業も手掛ける考えであり、日本人が率いるチームで世界から失明を撲滅することを目指している同社の未来に期待してみたい。
2016/03/30/8:00