乃村工芸社(9716)【今期経常利益7%増益で4期連続最高益、4円増配!】

乃村工芸社  [9716] 東証1部 時価:1,627円

乃村工藝社 (9716)は商業施設や展示施設向けディスプレイ制作の最大手。アパレルなど専門店市場向けが中心であり、最近では虎ノ門の再開発においても実績がある 。
同社は4月7日に17年2月期の連結業績見通し発表した。16年2月期の連結経常利益は前の期比14.1%増の62億円に伸びて着地。続く17年2月期も前期比7.3%増の66.5億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
今期は設備投資需要の拡大を背景に、ディスプレイ施工の受注が伸び、6.1%の増収を見込む。引き続き採算重視の受注や原価低減に取り組み、現時点の受注環境は堅調であることから,売上の増加、原価低減策の継続により増益を計画している。
業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比4円増の34円に増配する方針としています。直近3ヵ月の実績である12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の19.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.4%→5.8%に改善しています。
政府は先月30日に、訪日外国人観光客数の拡大に向けた、「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」(議長・安倍晋三首相)を開き、訪日外国人観光客数の目標人数を倍増させ、平成32(2020)年に4千万人、42(2030)年に6千万人とすることを決めた。
首相が掲げる名目国内総生産(GDP)600兆円の達成に向け、観光施策をその起爆剤にしたい考えだ。首相は会議で「観光は成長戦略の大きな柱の一つであり、地方創生の切り札だ。世界が訪れたくなる日本を目指し、観光先進国という新たな高みを実現していく」と述べた。
大型国際会議の誘致や観光の人材育成なども進め、訪日外国人の旅行消費額を現在の3兆5千億円から32年に8兆円、42年に15兆円を目指すとしており、増勢一途の訪日外国人観光客を背景に商業施設からの引き合いも強く、免税店や観光施設の改装需要が盛り上がることが予想され、同社の収益環境に追い風をもたらしており、通期での経常利益の達成確度は高まっている。 
2016/04/08/8:00