中本パックス(7811)【食品分野以外の特殊フィルムの需要が急拡大!】

中本パックス  [7811] 東証2部 時価:1,485円

中本パックス(7811)は昭和16年の創業以来、グラビア印刷を基軸として、あらゆる食品包装向けなどにフィルムやシートのグラビア印刷加工を手掛けている特殊技術をもっている企業です。
同社の中本高志社長に成長戦略と事業内容ついて、「印刷加工や容器の成型、販売を手掛けている。核となるのはグラビア印刷加工だ。一般には厚さ12〜40ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリメートル)のフィルムをグラビア印刷加工するが、これより薄いものや厚いフィルムの加工は難しいが、そうしたフィルムを加工する特殊な技術や特許を持っている」。
「これまでは圧倒的に食品向けが多かったが、スマートフォン(スマホ)の遮光フィルムや湿布用の医療用フィルムなど様々な製品を手掛けており、今は売上高の35%が食品以外で、顧客も1000社以上に広がっている。まだまだほかの分野にも広げていきたい」。又、食品包装向けなどについては「耐熱性を高め、電子レンジやオーブンで使えるシートなど独自商品の開発がうまくいっている。食品は市場が広がらないというが、個食化が進む中で、小分けにして売るために食品包装の需要自体は増えている。食品を無駄にしないためにも包装は必要で、途上国にも包装が広がれば世界の飢餓を救うことにもなる」。
今後の成長戦略について、「スマホなどIT(情報技術)や医療向けを強化するために生産設備などに設備投資をしている。上場で得る資金もこうした設備投資や研究開発に使っていきたい」、更に「グローバル展開も強化したい。海外は中国にしか工場がないが、米国にも工場建設を検討している。業績は収益のバランスを考えながら安定して着実に伸ばしたい。将来的には売上高500億円、経常利益25億円を目標にしている」と述べています。
株価は3月3日の上場につけた高値を昨日更新したが、指標面からもPER9倍、PBR0,66倍、配当利回りも4,21倍と割安であり、更に上値にシコリが少なく新たなステージに突入してきたと思われます。
2016/04/12/8:00