エレコム(6750)【20億円投資、売上高倍増へ、健康関連・音響を強化!】

エレコム  [6750] 東証1部 時価:1,144円

パソコン周辺機器大手のエレコム(6750)は約20億円を投じて基幹システムを刷新した。ヘルスケア関連や音響映像関連などの事業領域を広げる一環で、開発した製品群の販売管理などを強化する。技術者の確保や物流拠点での設備投資などとあわせて取り組み、今後3〜5年で単体売上高を現状の約2倍となる1500億円に引き上げる計画であります。
 エレコムはパソコンのマウスやルーターをはじめスマートフォン関連用品、タブレットの関連用品などを開発・製造しており、約1万7000種の商品を扱っている為、もともと売り上げ規模に対して仕訳処理が多かった。従来のシステムは2011年に構築してから順次増強してきたが、領域拡大に向けてシステム更新に踏み切った。
 新システム「EBS」は売上高1500億円程度まで耐えられる処理性能を持つという。処理速度が引き上がるとともに、業界ごとに異なる納入ルールに柔軟に対応できるようにして、システムは順次拡張していきます。
 同社は15年に子会社としてエレコムヘルスケアを設立し、第二種管理医療機器製造販売業の認可を取得した。葉田順治社長は「ヘルスケア領域は法規制が厳しくイノベーションが起こりづらかった分野だが、独自の製品で5〜10年かけながら売上高を100億円規模にしたい」と話す。例えばパソコンやスマホの使用に伴う疲れをケアする製品などを念頭に、低周波治療器やマッサージ機器などを開発していく。更に音響・映像機器も売り上げを伸ばす方針であります。14年に高音質なハイレゾリューションに対応したイヤホンのシェアを急伸させ、一時は国内シェア1位に躍り出た。AR(バーチャルリアリティー:仮想現実)に対応したヘッドセットなども販売する。
 神奈川県の物流拠点で設備を増強するなど出荷能力を高める。技術者も増員する方針で、大手電機メーカー出身者らを採用して製品開発を加速するなど、一連の投資で業容拡大し、成長路線を加速する。
2016/04/28/8:10