ヒラノテクシード (6245)【前期経常を25%上方修正、増益率が2.5倍→3.1倍に拡大!】

ヒラノテクシード  [6245] 東証2部 時価:785円

ヒラノテクシード (6245)は、リチウムイオン電極コーターは日本発のリチウムイオン2次電池開発の当初から23年の長きにわたり既に250台以上の実績を積み上げてきており、今や携帯、PCなどのモバイル系からハイブリッド、電気自動車などの環境対応車、各種産業機械用などあらゆる分野、そしてLiC(リチウムイオンキャパシター)に世界各国で豊富な実績を有しています。
又、タッチパネルなど好採算の真空薄膜装置はフィルムメーカー向けに拡散しています。
同社は4月28日に業績修正を発表し、16年3月期の連結経常利益を従来予想の16億円→20億円(前の期は6.4億円)に25.0%上方修正し、増益率が2.5倍→3.1倍に拡大する見通しとなったと発表しました。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当研究所が試算した下期の連結経常利益も従来予想の12.9億円→16.9億円(前年同期は1.9億円)に30.8%増額し、増益率が6.8倍→8.9倍に拡大する計算になります。更に、16年3月期の年間配当を従来計画の16円→20円(前期は10円)に増額修正しました。今期配当の増額修正は昨年10月に続き、2回目。業績回復を踏まえ、株主への利益還元を増やしています。
修正の理由について、リチウムイオン電池向け電極塗工装置並びに電子材料向け成膜装置が牽引し堅調に推移したことから、売上が計画を上回る見込みとなり、利益面では売上増加に加え、生産の合理化策により生産性が向上した結果、前回予想を上回る見込みであることから通期業績予想の修正をしています。
トヨタ自動車(7203)のハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車にはリチウムイオン電池が採用されて以来,EV車やスマートフォンなどにもリチウムイオン電池が使用されていることから、今後もリチウムイオン電池が必要不可欠であり、同社のチウムイオン電極コーターの伸びもまだまだ続くことが容易に想像出来ます。
更に、韓国LGディスプレーが次世代照明とされる有機EL照明用のパネルを量産する為に130億円をかけて生産ラインを新設すると発表されました。同社の有機ELディスプレー向けの光学機能性フィルム製造装置は照明用に最もてきしており、同社に恩恵が持たされる事でしょう。又、同社の輸出は主に韓国、中国などアジア向けが主流であり、円建て決済で、昨今の円高による為替差損が影響無いことから、押し目は注目しておきたい。
2016/05/06/8:30